「へちま」を想う。

こんにちは~月末のあまねですよ~お元気でっか!!

 

今日はちょっとメランコリックになってみようかと思って(なぜ狙うのか)

去年までお世話になっておったコミュニティカフェ「へちま」さんを思い出してみる話です。

 

このトップの写真、すごいでしょ。

これでっかいパンなんですよ。

私の顔より大きかった!

 

このパンは、へちまさんの閉店日に、仲良しのパン屋さんが作ったものなんだそうで。

愛されてるのが分かりますよね~

 

さてそんな「へちま」とは、

山梨県甲府市の中心部にあった、コミュニティカフェです。

 

2020年の11月30日に惜しまれつつ閉店しました。

本当に惜しまれておりました、今だってね。

 

私はこのお店の窓側の席で鑑定をしておりました。

最初はこんな感じでね。

タロットクロスも、このローテーブルのサイズぴったりに作って、それでここで一日お客様を待っておりました。

 

ここは店内でもちょっと端の、声が聴こえそうで聴こえない絶妙な場所で、とても良かった。

 

街ゆく人が見えました。

外はこんな感じですね。

手前の階段を上がるとへちまの入り口で、この写真の右奥の赤い部分は、先ほどの大きなガラス窓のフレームです。

 

左の看板、私の手作りなんですが、これを置かせていただき、月に2回くらい、待機してたんですよ。

営業最後の日、お邪魔したんです。

いつもの窓側の席に座ったんですが、占い師側の席じゃなくて、お客様側の席に座りました。

 

天井のランプがいい感じ。

店内は花がたくさん飾られていました。

へちまのことが大好きな街の方たちがプレゼントしたものですね。

 

店内にいても、人がひっきりなしに出入りしてましたよ。

お花たくさんで可愛い♪

 

へちまさんにはかなりお世話になりました。

私は甲府に住んでまだ5年程度で、知り合いもほとんどいなかったのですが、良いご縁があってこちらのお店を知って、占い場所にさせていただいたんです。

 

お店を持っていない私の本拠地でした。

へちまさんを通して、色々な方と知り合うことができました。

 

店長さんも店員の皆さんもすごくいい方ばっかりで、

皆さん占いが大好きで、

本当に良くしていただきました。

 

その中でも、とても贔屓してもらったのがこちら。

店内のカウンターの上に「セルフ占いセット」を置かせていただいたこと。

占いのやり方が書かれている本と、占いの道具です。

占いは3種類。

すべて私が書いた本で、私が作った道具たちです。

 

本を売ろうなんて考えてのことではなく、あくまでも占い産業が日の目を見ないこの街に、なんとか占いに触れる機会を持って欲しくて置かせていただいたものでした。

 

結果「店員が毎日使う」というちょっと面白い使われ方をしました(笑)

でもこれが元になって、店員さんたちも占いを好きになってくれて、初めてのルノルマンカード講座である「ルノルマンカードお触り会」を開催することができたんです。

しかもリクエストをもらってのことでした。

なんて嬉しいのでしょう~

 

そして、店内中央のメインテーブルの上に、いつも私の紹介ブックを置いていただいておりました。

占いってどんなもの?

ここから説明しないといけないくらい、山梨って占いが流行ってないんですよ。

 

だから恐れられてしまうし、なんだかよく分からないという目で見られます。

 

なので、こういう紹介本を置かせていただいただけで、占いの印象を変えるきっかけになったんですね。

 

「置いてみない?なんか作ってきてよ」

店長にこう言われた時、本当に嬉しかったです。

 

これを読んでご依頼くださったお客様もいたんですよ。

やっぱり、分からないと怖いですよね。

 

怖いものにお金払えませんからね。

ガラス窓に面した席なので、左を見れば店内の壁に飾られたレコードが、右を見れば窓の外の行きかう交差点が。

 

もうこの風景を見ることはできないけど、へちまさんにも、へちまさんで出会ったみんなにも、明るい未来がありますように。

 

閉店はコロナのせいに他ならないんですけど、それでもまた新しい道がありますように。

心に穴は空きますが、言葉では言い表せないほどの感謝を。

ありがとうございました。

ところで待機できるお店が今のところないもんで、山梨県内で可能なお店がありましたらぜひお願いしたいな、と思ってます。

お店の中でのイベントでも出店できますし、雑貨販売もできますし、初心者向けに教えることもできます。

一緒にお店を盛り上げて、楽しんでいただきたいです。

 

どこかご存じな方、教えてくださいねー!!!

 

じゃあまたの⭐