髪引っ張る話。

はいどうもご無沙汰です~あまねですよ。お元気かしら。

 

まったくちっともお元気じゃありませんよ。

だって外はもう体温以上じゃない??おかしくない??

天気予報では「全国的に33℃前後、なお甲府は35℃でしょう」

って別枠で紹介されてましたけど。

私低体温なんですけど。(関係ない)

ということで本日も暑さにぶーたれていきますよい。

何年か前の思い出した話。

カフェでランチタイムだけ個室を借りて鑑定してたことがあります。

「ランチをご利用のお客様●●円」みたいなやつ。

そのカフェのシェフやスタッフの中にも占い好きがいて、特に仲のいいシェフがいわゆる「霊感が強い」人でした。

 

ある時、

「大丈夫?体調悪くない?」

と言われたのですね。

体調が良い時が滅多にない私ですが、不思議になって聞いてみたら

「女の人が髪引っ張ってるよ」

とのことでした。

 

ええ・・・・"(-""-)"

 

てなるよね。なる。

それまで10代の頃から(まあ年数は言えないけど)ずっと腰までのロングだったのですが、合理的な私はこの一言で一番短時間でできる対策をしてみました。

つまり髪切るってことで。

 

「分かったキモイしうざいからその女を髪の毛ごと切ったるわ」

と決めて、早速数日後にばっさり肩上まで切りました。

髪なんぞに固執しない性格で良かったのかも。

その時から今もずっとショートカットなんですけど、シャンプーが減らないので何でもっと早く切らなかったのかと経済的に思ってます。主婦です。

 

ところでこの女の人が誰なのかは今もぜんぜん分からないし、そもそもあんまり興味がないんだけども(えー)

思い返すとあの人かも、いやこの人かも・・・

と色々と思い当たるわけで。

 

これは当たり前よね。だって世の中「女性」か「女性以外」しかいないわけでね。半分の確率で女性なわけよ。

 

でも一番大事なのは「自分が女性」てことじゃないかと思ってるんです。

「髪引っ張ってる」なんて言われたら、いかにも

「あんたを不幸にするために貞子的な誰かが執念深く足引っ張ってる」

って言われたような気がするんだけど、

いやいや。本当にそうかなあ。

たとえば誰かが私につまらんことを言って、そのせいで私が何か失敗したとするじゃない。

それって

「そいつのせいで私は失敗した」

ってことが一般的には言えると思うんだけど、でもそれをもう少し掘っていくとその先には

「自分の意志よりもそいつの意見を採用したために自分は失敗した」

ってことじゃないかと思うので、

結局そこって自分のせいだよなあと考えたりするのです。

 

たとえ逃げられない状況で、しょうがなく相手の意見を採用したとしても、

つまり子供の時に親に強制されるような状況で、自分ではどうしようもなかったとしても、「相手の意見を自分よりも優先して受け入れる」と決めたのは自分なので、ラスボスって自分なんだよな、と思うわけで。

 

だから大変なんだよね。トラウマと対峙するって。

自分と戦うって、時間もかかるし自分に騙されるし、なかなか勝てない。

というわけで、自分の髪の毛を引っ張っていた女は「自分の亡霊」なんじゃないかと思っています。つまり自分の「変化したくない」ていう隠れた欲というか、「このまま不幸のまんまでいなよ」っていう脳の擬人化というかね。どっちにしろさっぱり切ってやったから頭軽いわよ。

 

それで髪の毛切ったら運がひらけたの!

 

とか言うとハッピーオーラ全開でいいんでしょうが、そんなことはけしてありませんので、胡散臭いオチはまったくないですごめんご。

 

そのシェフとそれから会っていないので、何か聞こうにも聞けずあのときのことをぼんやり思い出していました。あの時そのシェフの困ったトラウマを一つ見つけて教えてあげたので、そのお返しに変化のきっかけをくれたのかもね。

 

ほぼ毎日ネットで怖い話読んでリフレッシュしている現在ですが、自分に起こる現象はつい心理的に考えてしまうのでつまんない。かもしれない。

 

あ、夏だからこの話題ってわけじゃないですよ。

どんな出来事でも何気なく流れていくけれど、

常に何にでも意味があるんじゃないの?

ってことで。

 

ウシ子可愛いね。