その後の彼女。

去る2月6日、台湾の東部、花蓮県を襲った地震により、

亡くなられた方々への御冥福をお祈りするとともに、

被害に遭われた皆様に、心からのお見舞いを申し上げます。

はいどうも~強風にも負けないあまねですよ。お元気かしら。

 

本日はお休みです。

明日はお江戸で占いセミナーがありますので、本日は大人しくしております。

 

ところで先日の私の友人の話、憶えてますか?
これです→友人の話。
大丈夫です。私も覚えてないので。

彼女からは今までどおり、連絡がきます。

 

「うまく言えないけど、人の負のオーラが入ってくるって分かる?」

そんな内容のが来ました。

分かります??

 

若かりし頃整体師をしていた時に、よく聞いた話でした。

なんでも、何か(何かは知らん)に敏感な人は、整体しているとぐいぐい手のひらから何か(何かは知らん)が入って来るらしいです。

 

当時勤めていた店の店長がそういう事を言う人でした。

私はそんなことはなかったのですが、一度だけ施術中に、担当したお客さんと同じところが痛くなったことがあります。

でも腕を伝って入って来る感覚なんてなかったけどねぇ。

 

彼女がそんな事を言うので、そんな懐かしい話をしてみたら、

「人の負のオーラていうかマイナスの空気が入ってきて、今めちゃ気持ち悪い」

などと言っていました。

それは

「紙袋かぶってるみたいな息苦しさ」

なんだそう。

それは大変ではないか!

命に関わりそうだ。

 

何がどう「入ってきて」るのかは知らないんだけど、

友人が息苦しいって知ったら心配しますわな。

世の中には

「気が合わない」

「気を付けて」

「気にしない」

なんて言葉があるから、

彼女の言ういわゆるこの「気」ってやつはあるのでしょう。

 

とりあえず塩風呂を勧めました。

塩風呂、私の汗だし健康法の一つだけど(笑)

塩でお祓いってのは、塩に払う効果があるのではなくて、

塩が悪いものを「吸う」のだそう。

CHAZZ先生がおっしゃっていました。

 

なので、お風呂で丸ごと吸ってもらおう企画を提案。

もちろんお風呂のお湯は再利用できないので、捨てましょう。

 

彼女は以前、顔を見て本人に合った石を選んでくれる占い師?にみてもらったことがあるらしく、お守りのブレスレットを所持していました。

それも2回もあって、2回目には「1回目に作った石が効果なくなるくらい悪い気が入ってるよ」と言われたらしい。

 

そ、そんな占い師が世の中にいるのね。

すごいよねえ。良く分かるよねえ。

 

効果のほどは分からないけれど、

まめに浄化しているらしいので、とりあえずそれ着けとけと言い。。。

 

さらに

「神社のお守りは持ってるけど持ち歩くもんなの?」

なんてすっとぼけたこと言ってる。

先日のジオマンシーもやっていない模様。

 

これはもう、あれだよ。あれ。

彼女は「受け入れちゃう症」なんだろうなあ。

と思いました。

何でも受け入れちゃう。受け取っちゃう。てこと。

 

その負のオーラってやつは分からないけど、

彼女は心理的な面でも、過剰に受け入れてしまう人なのです。

その「負のオーラ」の持ち主(発し主?)が誰かは分かっていて、その人は彼女を恨んでいるわけではないそう。

良かった呪詛じゃなくて。

いや呪詛でも困りますよ。

 

そのことを伝え、要は発する人が悪いということではなく、「何でもかんでも許可して受け入れてしまっているあんたが問題じゃん?」

という結果に。

こういう人、よくいます。

 

「負のオーラ」は知らんけど、心理の面としたら、それちょっと困ることだと思います。

自分が困ることでも「受け入れてしまう」ていうのは、自分を守れないんですね。

 

しかも彼女は、

「これじゃダメだ、自分にとって良くない」

なんて思ってないのです。

だって現に、私に構ってもらえ、こうして心配されているわけで。

 

ジオマンシーに関しても、

「教えてあげたのに何でやらないの?」

なんてJCみたいなくだらないことは思わないけれど、

私に「カードみたいにすぐに分かるようなものがあるなんて、いいなあ」

なんて言ってきたのだから、何でもやってみるのでは?

 

つまり、「自分が困ることで心配される」

というメリットを取ってしまったんですね。

困ってるけど、自分を犠牲にしてでも構われる。

この道を選択してしまっているのです。

 

よくいるんですこういう人。

本当は物凄く困ってないんですよね。

困ってるよりもメリットが勝ってるパティーンね。

 

困っている内容に対症療法するんじゃなくて、

「受け入れる自分が問題」というそもそもの原因がこうして分かったわけだから、

それを解決する道具としてジオマンシーやらカードやらを使ってほしいな、

 

そう思ったわけですね。

 

よく誰かに自分を投影してムカついたりしませんか?

嫌いな人の嫌いな理由は、自分の短所。

みたいな心理テストとかないですか?

 

あんな簡単な投影をカードの絵にしてみると、

見ないふりしてた、本当は自分で自覚してる問題が判明して、

客観視できるんじゃないかと思ってます。

 

彼女は占いがしたいわけではないし、

私も「占いが世界を救う」とか思ってないんだけど、

思考ツールってやつに出来れば良いなあ。

そんなことで以前からルノルマンカードを贈ろうと思っていたのですが、

 

 

ふと自分のファーストルノルマンカードである「レッドオウルルノルマン」に聞いてみました。

 

「あなた、彼女の家に行ってくれるかい?」

 

そうしたらですね、

 

はい出ましたよ。

『27手紙』と『11鞭』です。

「鞭打ってやるから手紙と一緒に送っておくれ」

だって。

いいねえ私のカードちゃん。粋である。

 

これ、「お叱りのお手紙も添えてな」ていう内容でもあるかなって思って、ここに書いたような内容の事を手紙に書きました。

 

さらに鞭に描かれているほうきが「散らかった状態をまとめてくれる」かもなあ、なんて夢見て。

どうして自分のカードを手放す気になったのか自分でも分かりませんが、

そういうわけでレッドオウルルノルマンさんは彼女の元に旅立ちました。

 

ついでに阿佐ヶ谷神明宮の祈祷済みの厄除け塩(¥800)も一緒に。

やっぱ塩風呂っすよ(笑)

そんなわけで、今日あたり届いているかな。

彼女の無意識が起こしている「心配してほしい計画」に、こうしてまんまと私も乗せられているわけですね。

 

なぜなら私も「面倒見てあげたい欲」がある人間です。

これが心理的に「噛み合う」ってことなんですねえ。

 

そうそう手紙にはルノルマンを使った宿題も書いておきました。

ルノルマンカードで「初めましての一枚」を引くこと。

これTwitterを見てるとけっこう皆さんされているので、最近覚えました。

自分でやってみると面白いんですよねー

これを出して、なんて言ってるかも考えて、私に写真を送る事、これが宿題です。

 

そんなわけで、今は静かに見守っています。

紙袋かぶるくらい、彼女が息苦しくならないことを願っています。