Cの話。

はいどうも、冬将軍を迎え撃つあまねですよ。お元気かしら。

 

迎え撃つ準備としてテコンドーを習おうかと思ってまして。
でも2月開始って遅いよね。うん遅い。彼もう来てるもん。

センテニエルタロットの愚者
センテニエルタロットの愚者

ところで上の。愚者ですね。先日購入したエロスタロットの愚者ですね。

 

愚者の話なんですけど。

私前にもぼそって呟いたんですが、TAの勉強中でございまして。

TA的に愚者って「FC」やな~と思うのですね。

 

FCはフリーチャイルドのことですね。

TAの考え方で、CとPとAという自我状態の考え方があります。

Cはチャイルド。生まれた時にできる、子供の自我状態。
Pはペアレント。その子供を育てる親の自我状態。
Aはアダルト。大人の自我状態。

たとえば会社で誰かに機械の使い方を説明する時はAでしゃべります。

が、家に帰って奥さんに甘える時はCになったり。
自我状態だから皆どの領域も持っていて、実年齢で変わるのではないんです。

おそろしく簡単に説明しました。

 

そんで愚者がね、FCだな思うのです。
C領域の中にもFCとRCとACがあります。
RCは反抗的な子供、ACは従順な子供を意味します。

それよりもFCな感じ。
フリーチャイルドってだけで愚者な感じしません?

はいしますよねー。

タロットオブニュービジョンの愚者
タロットオブニュービジョンの愚者

FCといえば自由奔放、天真爛漫、好奇心旺盛、そんな自我状態です。
そんで生まれながら備わっている、一番自然な状態です。

なわけですから、普段からこの状態でいられればラクでしょうなあ。と単純に思うね。

人間は成長する生き物なので、常に同じではいられません。

愚者のカードを見るたびに、天を見ているのは「成長」だなあと思ってしまいます。

加えて、視野が広いのもFC的だなあと思います。

 

見たままを感じ、思ったまま動く、本能的な自我です。
生まれながらの状態なので本能的なのは当たり前なんですが、誰もが持っているのに、社会のルールでFCのままではいられないから、憧れとして「愚者好き」っていう人が多いのかな。

 

愚者のリーディングの中で「心のままに」て言葉がたまに出てくるんですけど、
これって「直感的」って要素を言ってるかなと思うんですね。
女教皇とかにも直感てありますけど、これは愚者だけの直感かなと。

FCというかそもそもCには直感の領域であるLPが含まれています。
LPはリトルプロフェッサーという意味ですが、Cなりに現実的な解釈とか直感的な思考をするAに近い領域があります。

 

なんで含まれてるかっていったら、そりゃ世の中知らなくても生きていかないといけないから、情報や知識の代わりに直感を使ってるってことです。

 

実は占いはこのLPを使って行われていると考えます。
実際にカードをめくる時にちょっと子供っぽいしぐさになるのはそれです。
ならない人もいる?でしょうねえ。
子供っぽいも色々です。

お客様が目の前にいれば表面上はAやPでいるのが当たり前ですから。

アフタータロットの愚者
アフタータロットの愚者

ちなみにFCと言えば、ディズニーランドではFCテストが満点の人しか採用しないそうですね。
「お客様が楽しいと思うことを大事にする」っていう共感力重視ということです。
どんなに勉強してもFCがものすごく低い人は「FCが高い人」とまったく同じにはなれないわけで、選別してるんですね。

なんですが、実際の子供の年齢に近い若い衆がFCが低く、セミシニア世代のほうがFCが高いので、スタッフの高齢化が進んでいるのだそうな。
これって大変。

若い世代がサトリとか言われてるのって、そういうことかと思いましたわ。
早いうちから現実を知らされてきて、自由ではいられなかったんでしょうなあ。

これって少子化で小さい頃から「将来は親の面倒見るんだよ~い」という風に育てられるのもその要因かと。
この強要は親の自我がCPていう批判的な親の状態で起こるので、少子化の時代で親もこういう風に変化してるんですねえ。

 

対してセミシニア世代がFCなのは、年齢というよりも、NPっていう「養護的な親」の自我に育てられたからだなと思います。
NPって、FCを作れるんですね。

 

時代的に兄弟がたくさんいて、特別お金持ちでなくても、自我を認めてもらえていた時代だったのかもしらん。

これって「年取って赤ん坊に近づく」みたいだなあ。
でもこれからの世代はそうはならんやろなあ。

愚者に対する憧れって、これからも強くなりそう。かも。

じゃあこの愚者の「親」て誰やろ??
FCを作るには、NPという養護的な親の自我がないといけません。
FCとNPはペアなのです。

じゃあNPってたとえばタロットの誰に当てはまるかな~
そんなことを次に書いてみようか。ね。