風習と旬

あらもう5月ですね。このにおいは・・・やっぱり5月ですよ。間違いないですわ。

こんにちは、大柴あまねです。井上陽水風にお元気ですか。

もう初夏の空気です。いつから春がなくなったんでしょうね。そう思ってしまうくらい暑がりの私はもう半袖を着ています。ここ、暑いので。

魚食いの私はこの時期の美味しいものを堪能しに静岡に足しげく通っております。ありがとう母なる海。私の肉となり肉となりて肉となりました。

5月と言って私が思い出すのは、生しらす軍艦でも生桜エビどんぶりでも実はなくて、ベルティナのことです。

ベルティナは4月30日もしくは5月1日の夏の始まりお祝いのことを言います。

この境目の夜はワルプルギスの夜と呼ばれ、魔女のサバト(集会)があります。

ゲーテのファウストにも出てきますね。

ゲルマンケルト系を支持している日本人もいるので、そういう方たちは盛大に季節のお祭りをしたのでしょうね~。

このお祭りはケルトやゲルマンの風習ではありますが、一方で神様であるオーディンがルーン文字を得て亡くなった日ともされているそうです。

ゲルマン民族神話も面白いですね。

 

私はというと、ワルプルギスの夜よりもメーデーの朝の方がアツいですね。

ワルプルギスの夜が明けてメーデーの早朝は水の力が年間で一番高まるので、葉についた朝露を集めたり、水をたくさん保存したりします。この日の水で顔を洗うとキレイになるという魔法を使おうというわけです。水の魔法ってあたりがちょっと面白いですよね。

メーデーというと日本では春闘?まあそれでも良いですし大切なんですけど、たまにはこんなことを思いながら過ごしてみるのも面白いですよ。

あ、この日の水は冷凍保存しておけば一年中使えますよ!化粧水を作ってみたらいいかもね。

静岡で海の幸を堪能している話をちょろっとしましたけど・・・

旬のものをいただくってとても大事です。旬というのは、そのものの生命力が一番高まっているという事です。一番パワーが高まっている時に頂くというのは、そのパワーを取り込む最大の方法です。

頂く時は忘れずに「いただきます」を。これは命を頂きますという意味なので、大切な儀式ですよね。

日本には季節があり、季節ごとに旬がありました。自然と共に生きるのはケルトも日本も同じです。

ぜひ旬のパワーを頂いて下さいね。そして旬を知って旬を取り込む方法を意識しながら毎日過ごしましょう。

毎日無機物であるPCと長時間格闘しながら過ごしているから、よりそう思います。