ミュシャの世界

こんにちは、大柴ですよ。

春ですね。朝っぱらから何でもかんでもベランダに出して日光浴させてみました。

植物たちは水をやりまくり、洗濯物はほしまくり。気持ちいいですね。

3月から4月の紫外線は残暑厳しい9月の紫外線量と同じなんだそうです。恐ろしい感じですね。

 

さて先日、新国立美術館に行ってきました。今ミュシャ展やってるのです。


なななーんと、写真撮影OKの間があるのです。日本国内で巨匠の絵が撮影可のイベントは今後もなかなかないのでは?

一眼レフ持参の自称カメラマンが多かったこと。気持ちわかります。

それではお写真お見せします。


ご覧の様にものすごく大きいのです。ミュシャで大きい作品って思いつかない人も多いのでは?


だから分割して撮るのです。絵の前には誰もいないので見るには最高でもどうしていないのかって、カメラを構えれば分かるのです。


こんな感じです。いきなり写真あげましたけど、そもそも何なんだって話ですね。

アルフォンス・ミュシャ、ご存じですか?

アールヌーボーのアイドルのような画家です。女性が特に大好きでしょうね。タロットもミュシャ調に描かれたものもあり、現役の漫画家さんでもミュシャに影響されて描く人が多くいます。

ミュシャの人気はこのような大きな作品というよりも、ポスターや雑誌の表紙などのデザインでしょう。植物や曲線を用いた美しい線で枠を描く技法に、当時の人たちも魅了されました。

ミュシャ展開催初日から観客動員数はすごい数のようですが、そんなことは少しも考えずるんるん行って、混み混みでドット疲れが・・・。そうだったここはギロッポンだった。

開催開始からまだ数日のこの日、草間彌生展も同時開催だったため行列でした。特にグッズショップのレジは40分くらい並んだかなあ・・・。

でもポストカードとか図録とか色々買いました。ポストカードはコレクションしているのです。小学生からです。筋金入りです。

タロットブームでミュシャもにわかファンが増えました。美しいものを美しいと愛でることや美術館へ本物を見に行くこと、これらはいくらインターネットが普及しても代わることの出来ないものです。美術界にもブームがありますが、そんなブームに乗って美術の心が受け継がれていったらそれはそれでいいですね。

20代の頃はロレンザツィオのポスターが部屋の壁にどーんと鎮座し、クリムトの接吻が枕元にどどーんと置かれていたものでした。

私は子供の頃から美術を嗜んでいたので、いつか絵をたくさん飾れる家に住みたいと思っていましたが、そんな風に美術を身近に感じる生活もいいですよ。