多元的宇宙な話。

ネットには色んな人が色んなことを書いて載せています。
私もそうです。たとえばこうやって。
色んな人の色んなことを読んでいると、別の世界から来たとか別の時間から来たとか言う人がとても多いですね。
別の時間から来たっていう人は、「あれなんだか懐かしいなあ。これ昔売ってたおもちゃじゃねえか」とか、「あれ?うちの子成人してる・・・嫁が老けてるぞ!これケータイか?薄いなあ」という世界にいってしまったり、または来たりしていることになる。
別の世界というのは「なんとなく変だなあ。震災があったはずなのにここはぜんぜん変わってないぞ。そもそもこんな建物あったか?」という感じでしょうか。
そしてこの両方になっている感じの人もいます。これは移動したらさぞ生きづらいでしょうね。理解が追い付きません。

さてどうしてこんな話になったかというと、こんな人が多くみられる以前に、私は多元宇宙論というものを知っていました。13歳の頃から読んでいた筒井康隆先生の小説に出てくるからです
筒井先生は大好きです。今でも好きです。
昔断筆宣言をして、再開してからは少し作風が変わったようなこともありました。
ものすごく善良な作品を書いたかと思えば、エログロナンセンス風味をまだ醸している感じになったりします。
筒井先生がエログロナンセンスとドタバタのピークの時の作品を、どこの本屋よりも先生の作品を置いていた近所の古本屋で一冊50円くらいから仕入れてきては、夜な夜な読み漁りました。
小説もエッセイもコラムも大好きです。
出会いは七瀬シリーズでした。超能力者が迫害されている世界の話です。
超能力という言葉は、超能力ブームのはしっこのような時代でしたので、大変楽しみました。
しかし多元宇宙論とか多次元宇宙論とかいう言葉と思想は、先生の作品を読んで初めて知りました。
先生の作品はドタバタSFなので、タンスの2段目を開けたらまばゆいばかりの星が輝いていたとか、気がついたら何日も大便が出ておらず、腸のねじれを治したら、好きな子が住んでいる隣の家の屋根に大量の大便が現れたとか、そんな変な世界のようなことです。

瞬間移動ではなく、腸がどこか別の世界につながった話などは、今で言えば異世界系の話です。

こんなことをずっと記憶していると、あれ、これ筒井先生のあの話だ。と思えるようなことを語りだす自称体験談をたくさん発見します。たくさんいすぎて偽物もいるでしょう。でも本物がいるかもしれない。そう思えるのです。
この世界とは違う他の世界という概念は分かります。
時間軸はどうやら同じようです。カレンダーは同じ日だけど、生きていたはずのおじいちゃんが亡くなっていて、家族に聞いたらあんたが6才の時に死んだでしょと言われたり。

 

そういう個人的なことは誰もがどうでも良くて、皆が知りたいのはやはり世の中がどうなっているかの話です。
未来から戻ってきてしまった人の話では、その話自体が未来予言になっていて、その書き込みがすでに何年か前のものなのでいろいろ見てみると、すでに現実になっていることもありました。
覚えていたら他のことも現実になるかも?と思って手帳に写したものをもあります。  
他の世界から来た人の話では、例えば震災のあるなしです。日本って今、ものすごく地震予知の制度が低い。
環境学者の武田先生の話によれば、こんなにわざと外せる確率はものすごい数字になるんだそうな。

 

地震余地技術自体は別として、時間移動ではなく、能力で予言する人の話を見ていると、当たらないのは本当に当たっていないのかな?と思い始めました。
この世界だけではなくて他の世界があるのであれば、どういうわけか別の世界の話をしていてもおかしくないのでは?
脳科学者の澤口先生が「ここに物がないという証明は難しいのです。物が透明である可能性もあるし、高速で移動してさわれない可能性もある」と言っていたのを思い出しました。
他の世界がない可能性は?ということです。

 

昔、道にある辻が魔界の入り口というふうにいわれていました。これは平安時代には呪術として行われていましたが、つまり四つ辻には魔物が通るから気を付けるように。というもの。
他にも、異界とつながった辻は魔物が来るのでさらわれるなんてことも。

 

辻占いもそんなことかもしれません。 実は何度かやったことはあります。

辻占いは簡単です。きつねの嫁入りの時にやまないうちに鏡を持って辻に行きます。

真ん中に立って、聞こえてきた言葉が自分へのアドバイスというもの。


昔から辻は異界との出入り口だったのでしょう。ではもうなくなったのでしょうか。
まだあるのでは?というかなくならないのでは?こんな風に思って終わりがありませんね。

ちなみにチェックの模様のイラストはこの多次元的なイメージや辻のイメージだなあと思っていたので使ってみました。

平成は29年まで。次の年号は全状。
こんな風にいう人が2年前にいました。ネット上なので誰かは知りませんが、今のところ半分は当たっているようなので残り半分を楽しみにしています。
そして起きてもいない新潟県中越震災が10月23日に起きたよという人もいます。いつの10月なのでしょう、不明です。
ちなみに今年の10月23日は太陽が蠍座に、火星が天秤座に入る日です。霜降でもあります。
誰でも同じように、私は今の生活を愛しています。だからなにも起きなければいいなと思いますね。
ですがそうそう、震災のような大きな変動がある時は、時間移動することが多いのです。時空に歪みが出来やすくなります。
これが心配です。なぜなら私は東北大震災の被災者なので、そんなことも思ってしまいますね。

震災のせいで時空が歪むの?ゆがめるために震災が起こるの?

だんだん妄想してしまいます。

どうしても先のことや見えないことが知りたい。昔むかし人々がこう思って、それで占いが発展しました。
未来のこと、見えないこと、これに興味をもつことは悪くないかもしれません。